ピックアップソーシャルプロジェクト

シミンの「ジリツ」を支援するシミンズシーズ

活動内容
つながりを生む活動拠点「かこむ」

 シミンズシーズの活動は様々なフィールドに渡ります。その拠点となっているのが「兵庫県立東播磨生活創造センター かこむ」の運営事業です。単純に公共施設の管理運営をするというわけではなく、利用する人たちとともに運営していくような、市民参加型の公共施設であることを意識し、運営しています。指定管理二期目までは「つながる施設」というコンセプトで運営を行っていましたが、2015年で三期目となりこれまで以上に多くの人々が日常的に行き交う、「プラットフォーム」となるような施設を目指しています。


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「つながり」を生むための工夫とは

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 市民参加型の工夫のひとつに「かこむ倶楽部勉強会」があります。「かこむ」では様々なサークル活動や市民活動、NPO活動をしている団体が300団体以上登録しています。登録団体が自分たちで「こんなことを勉強したい」「こういう事だったら他の人たちに教えられる」というように、それぞれの団体がお互いに学び合える場をつくっています。
 企画、運営も登録団体のメンバーとともに行っており、自分たちで運営することで、施設自体に愛着を持ち「他人ごと」ではなく「自分ごと」にしてもらえる。この施設をもっと良くするための意見が自ずと溢れ出してくる、そんな雰囲気が作られています。

一緒に考えるコミュニケーション

 「これってどういう風にしたらいいと思います?」と、利用する方々やボランティアの方々に相談することで、一緒に考える時間をつくります。聞かれて、考えることで「私ならこうするかな」と「自分ごと」として考えてもらえるきっかけになります。日頃からいろいろな方とコミュニケーションをとり、相談ができる関係性をつくることを大切にしています。

チームビルディングプログラムの提供

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 NPO団体や企業、市民団体など様々な組織でチームビルディングプログラムを提供しています。チームを作っていくプロセスを手助けするサービスで、組織のチーム力を高めるために様々なプログラムを行います。チームに属するメンバーが組織のことをいかに「自分ごと」としてとらえられるかが大切で、やれと言われてやるのではなく、一人一人のスタッフが自律的に考えて動くことでチーム力が高まり成果も上がります。

 このプログラムはシミンズシーズがこれまで研修で行ってきたことを社外に提供しているものです。シミンズシーズのスタッフは比較的若く平均年齢が28歳ということからとても活発で生き生きと仕事をしています。企業の方や団体の方から、どのような人材育成をしているの?という疑問を投げかけられることも少なくなかったといいます。シミンズシーズの「やり方」に興味を持ってもらえると気づかされたことが、プログラム提供のきっかけとなりました。


明石コミュニティ創造協会での取り組み

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 自治会や町内会の加入率の減少や、高齢化などが深刻化する中、明石市では持続可能な地域自治の新たな仕組み作りに取り組んでいます。シミンズシーズでは、明石市のこの取り組みを直接担う「一般財団法人明石コミュニティ創造協会」の運営支援を行っています。自治会・町内会が市民の手で自律的に運営されることを目指し、ワークショップ型の会議や地域事務局体制づくり等のサポートを行っています。

 また、「明石コミュニティ創造協会」では、同時に市民活動の支援も行っており、明石で市民活動を行う団体を紹介する冊子「明活(めいかつ)」を発刊しました。明石には多くの魅力的な活動行っている団体があるのに、なかなか知られていない現状を変えたいという想いから制作されました。

地域密着情報誌・Kako-Styleの発刊

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 加古川を紹介する雑誌「Kako-Style(カコスタイル)」の事務局を担当しています。2010年に開始したこのプロジェクトは、多くの市民がボランティアとして参加しました。加古川の歴史や魅力など、さまざまなことを紹介する雑誌となっており、その取材はすべて市民ボランティアが行います。一般の観光雑誌とは違い、地域の人の目から見るローカルな情報を詰め込んでいることが特徴です。1冊目は約10,000部が半年で完売するほどの人気となり、2015年4月に2冊目を発売しました。

 取材に行くことで自分の地域に愛着が湧き、また読んでもらうことで加古川の良さを知ってもらうことができる、加古川という地をより盛り上げるためのプロジェクトとなっています。

高砂海浜公園のパークコミュニティづくり

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 兵庫県立高砂海浜公園を市民のコミュニティを生み出すことで活性化するプロジェクトを行っています。市民の方々が集まってワークショップを進め、公園の魅力を見直しながらどういう方向に進めていけばいいのかを一緒に考えていきます。この公園は兵庫県の管理区域と高砂市の管理区域が入り混じった複雑なエリアですが、管理者の枠を超えて連携し、話し合いの機会をつくります。シミンズシーズはそれぞれの管理者や市民の声を取りまとめ、形にしていきます。理想のパークコミュニティをつくるべく活動をすすめています。

地域情報の発信「kokora(ココラ)」の運営

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 東播磨地域の情報発信のツールとして2013年より「kokora」プロジェクトが開始されました。ウェブサイトやフリーペーパーなどの媒体を使い、「ここらへんで遊ぼ、学ぼ!」をテーマに地域の魅力を発信しています。30~40代の女性が中心となり「リポーター」となってイベントの体験レポートや、インタビューの取材を行ったり、生き生きと活動してくれるボランティアの存在がポイントとなっています。現在約2年の活動を経て、さまざまなひろがりを見せています。リポーターの方たちが多くの方々と出会い、つながり、新しい発見がある中で、より多くの人たちに地域の魅力を発信するべく活動に取り組んでいます。