ピックアップソーシャルプロジェクト

ママの働き方応援プロジェクト

神戸南校をまとめるリーダー合田三奈子さん

r3(アールサン)オーナー合田三奈子さん

 現在3人の子どもを持つお母さんである合田三奈子さんは、ママの働き方応援隊の神戸南校をまとめるリーダーです。合田さんは第一子を産んだ時に家事育児に体力がついていかず、とても苦労しました。それを改善しようと思いフィットネスの世界に飛び込みました。

 その時長男は1歳7カ月。資格を取ったあとは、子供を連れながら高齢者施設に行って、健康体操などを教えていました。その後、第二子、第三子と続いてからもその活動を続けていました。体操を教えに施設を訪れると、高齢者の方々は赤ちゃんが来たことに大変喜びます。「やっぱり赤ちゃんの力ってすごいなって思いました。」と合田さん。

 ちょうどそんなことを思っていた矢先に、ママの働き方応援隊の赤ちゃん先生に出会いました。そのころはまだ赤ちゃん先生プロジェクトが誕生する前で、「赤ちゃん募集」という告知を見た合田さんは運命を感じすぐに説明会に参加したといいます。
 説明会を聞いたときに、これだったら子供を産んだお母さんならだれでも社会とつながることが出来る、今まで高齢者施設に子供を連れて行っていた経験をなんらかの形でいかせるという、この2つが決め手となって赤ちゃん先生の活動に関わることになりました。

r3(アールサン)オープンの経緯

r3(アールサン)のある六間道商店街

 合田さんは現在新長田にある六間道商店街でr3(アールサン)というレンタルスペースを運営しています。
 ここに移り住んで来た当初、知り合いが誰もいない状態だった合田さんは、子供を産んだことでつながりができ、地域のみなさんに助けられてきました。2人3人と産んでいくと学校関係などのつながりもどんどん増えていきました。その人たちが集まれる場所、またママハタで出会った人たちが働ける場所、自己実現できる場所が作れたらいいなとずっと思っていました。

 そんなときに、六間道5丁目で「ここで何かやらない?」と知り合いに言われたことがきっかけで新長田での活動がスタートしました。その後六間道3丁目に店舗を移転し、r3として2015年5月にオープンしました。

ママハタの活動拠点として

 このr3に関してはママハタとは関係なく、合田さん個人でオープンしたといいます。
 ママハタの活動をしていく上で場所の確保の問題が常にありました。それまでは住宅メーカーさんの不動産を借りたり、勤労センターを借りて活動していましたが、やはり拠点があるともっと広がりのある活動ができるということでr3ではレンタルスペースとしての用途だけではなく、合田さんのママハタとしての活動の拠点となっています。

 学校を運営しているメンバーは同じようなことを常々感じていて、合田さんのような形でリーダーが独自に動いて、サロンやレンタルスペースという形で拠点を持ちはじめました。姫路では5月に「子育てサロンfufre」をオープンし、板宿では「板宿ママン」が8月にオープン予定です。

レンタルスペースとしてのr3

 r3は終日レンタルスペースとなっています。昼間はお店をしたいけど持てない方や、ここから離れたところにお店を持っているけどこのあたりでも何かやりたいと思っているカフェ店主などが日替わりでカフェを開店しています。午前中は幼児向け講座、夕方は寺子屋としてピアノ教室やミュージカルなどのお稽古ごと、夜はバルとして貸出しています。

 約20名の利用者様が順番に利用しています。ここで何かやりたいという方にはどんなことがやりたいなどのお話をじっくりと聞いて、合田さんがアドバイスしながら一緒に作り上げています。

黒板にはびっしりと詰まった活動予定が

日替りカフェで使えるお洒落なキッチン

r3を活用して新長田をもっといい街に

 「この場所だけでなく、この町全体がユニバーサルな空間になって欲しいと思っています。赤ちゃんからお年寄り、または障がい者の方が笑顔でいられるようなことをしたいんです。

 合田さんはそう思いながら、このr3でいろいろなことに取り組んでいます。赤ちゃんのエンパシーで、街づくり・地域創生をしたいという想いで新長田の街を明るく切り開いています。