ピックアップソーシャルプロジェクト

ママの働き方応援プロジェクト

事業内容について
 2007年にNPO法人を設立後、メインの活動となる「赤ちゃん先生」の活動がスタートしたのは2012年4月のことです。赤ちゃんの持つ様々な力を利用して、お母さんと社会とのつながりを創出し、多くのメリットを生み出すことに成功しました。事業の仕組みはほぼ出来上がりつつあり、現在は発展期を迎え、全国への拡大を目指しています。
赤ちゃん先生ってどんなことをするの?

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 0~3歳の赤ちゃんとその母親が教育機関や高齢者施設に出向き、「赤ちゃんのチカラ」を生かしたクラスを開講します。小中学校では「いのちの大切さ」、高校大学では「親になるための準備」、高齢者施設では「生きがいと夢を持つ」ということをテーマに授業を行っています。赤ちゃん先生の1回の授業では生徒30人に対して4組の赤ちゃん先生と2人のトレーナーがチームとなって訪れます。

小学校での「いのちの授業」

 小学校では、「いじめ・自殺防止」をゴールに設定し、プログラムを組んでいます。計5回の授業で、0歳児の赤ちゃんが出向きます。1回目は「赤ちゃんと比べてみよう」というプログラムです。子供たちは自分が産まれてから今までで、どのくらい成長したのかを実感することができます。また、お母さんの1日の子育ての生活スタイルなどを紹介しながら自分の成長の過程を感じてもらいます。2回目は「コミュニケーション」。ふわふわ言葉(好き・楽しいなどの良い意味をもつ言葉)やちくちく言葉(バカ・嫌いなどの悪い意味をもつ言葉)を紹介し、言葉の持つエネルギーを体感します。3回目は「泣く」という授業です。お母さん自身がつらかったことを子供たちの前でスピーチします。また、言葉を話さない赤ちゃんは、「泣く」という行為にいろいろな意味を含んでいることを理解してもらいます。お腹がすいたとか、抱っこして欲しいとか、言葉を話さない赤ちゃんが何を言っているのかを考えることで相手の気持ちを理解しようとします。そして、大人でも「泣く」ということを知って、泣いてもいいんだよという受容の空気をクラスの中に作ります。4回目は「命の奇跡」。何億分の1の確率で、自分や相手も奇跡的に生まれてきたということを理解し、命の重みを感じます。5回目の最後の授業は「お別れ」で、赤ちゃんに将来どうなってほしいか。赤ちゃんが大人になった時へのメッセージを書いて、修了書を渡します。

中学生から「親になるための準備」をしよう

 中学校高校大学では、0~3歳の赤ちゃんが出向き計3回の授業を行います。1回目は赤ちゃんとの「触れ合い」、赤ちゃんとの大きさを比べたり1日の生活を学びます。2回目は「育児体験」をします。抱っこをしてベビーカーを担いでマザーバックを持ち階段を上ってみるといった体験や、泣き止まない赤ちゃんから「育児の大変さ」を通して親への感謝や、自分が親になるということの責任感を学びます。3回目は「キャリアデザイン」。どんな仕事をしたい、だけではなく「どんな家庭を持ちたいですか」ということを問います。ママたちの様々なライフスタイルのお話を聞きながら、実際の自分の未来像と家族になるパートナー選びの基準などを考える授業です。

高齢者施設では「生きがいを感じて」もらいます

 高齢者施設では触れ合いを通して癒しとともに、定期的な赤ちゃん先生とママたちの訪問が高齢者にとっても、次世代への文化や知恵の継承を通し、「また成長した赤ちゃんに会える」という思いが未来への生きる希望につなげます。

子連れで学べるママ脳大学

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 ママハタ(ママの働き方応援隊の略、以下ママハタ)の新規事業のひとつに子連れで学べる講座、「ママ脳大学」というものがあります。
 ママ脳大学の受講者はママハタのママ以外に、一般の方も受講することができます。受講料は基本的には無料ですが、一部の講座では500円~3,000円の受講料がかかります。

 ママ脳大学は「ママの脳力を可視化する」ということを目的としています。子供を産んだ母親の能力は進化しているという学会の発表をもとに、ママ脳大学ではその「母親脳」を磨く職業訓練としての場とし、子育て中も途切れることなく社会と繋がることで、リハビリ期間を通して、社会復帰ができる事を目指します。そしてママ脳大学卒業時に「ママ脳検定」を受講いただき、ママの脳力を可視化することができる仕組みを作ります。2017年4月の本格開講を目標に、ママ脳検定の認知度を上げ、履歴書にも書けるようなものにすることを目標に取り組んでいます。

 ママ脳大学は、ママハタのパートナー企業と、ママハタスタッフによって共同で開催するコミュニティカレッジ講座です。各企業ごとにそれぞれの強みを生かした講座を開催しています。たとえば、食に関する企業だとお料理教室、化粧会社の講座では皮膚理論やメイクやスキンケアレッスン、保険会社のライフプランナー講座では、お金のみではなく、将来設計を学べる講座内容となっています。

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パートナー企業の講座開催のメリット
 パートナー企業にとってママ脳大学での講座開催は、自社の商品やサービスを母親目線で発信できる場となります。企画や講座の開催なども全てママ担当者が行いますので、顧客目線での商品開発や情報発信ができ、企業側にとっても新しい切り口でのファンづくりが実現します。

イベントブースへの出店

 ママハタでは定期的に各学校ごとにイベントを開催しています。
 イベントは新規のママ講師さんを募集したり、赤ちゃん先生の周知を目的としています。企業ブースやママブースなど、ブースに分けてそれぞれの内容を展示・販売しています。ママブースではセラピーやアロマなど、ママの得意なことを生かした手作りグッズを販売しています。また、ステージイベントや、スタンプラリーを開催したりさまざまな工夫を盛り込んでいます。

パートナー企業について
 ママハタは助成金へ頼ることなく、積極的に企業と提携することで運営資金を作っています。赤ちゃん先生クラスやママ脳大学はスポンサー企業の協力により開催されます。
 現在のパートナー企業は約30社です。さまざまなジャンルの企業がママハタのスポンサーとなっています。パートナー企業になると赤ちゃん先生やママ脳大学のママトレスクールやお仕事倶楽部を利用できるという仕組みです。
 パートナー企業になるための費用は月に100,000円からとなっており、その費用に合わせてママハタを利用できる回数が決まっています。
今後の新たな展開
 婚活パーティーの開催を行っています。男女初対面のとき少なからず誰もが緊張する場面で赤ちゃんのお世話を通して、また、ママたちがちょっとだけ先輩としてトークを盛り上げることでカップル率が格段に上がるといった実績もあります。このように赤ちゃんのチカラを最大限活用できる企画を今後も展開予定です。