ピックアップソーシャルプロジェクト

NPO法人 Homedoor(ホームドア)

ハブチャリ事業
サービスの特徴
大阪の足となる。その足で自立する。

ハブチャリ ロゴマーク

 当事者たちの中間的就労の場として、「HUBchari(ハブチャリ)」という事業を実施しています。これは、大阪市内でのシェアサイクル事業で、街なかに設置してあるHUBchari拠点において、どこで借りても返してもいいというレンタサイクルの仕組みです。1回の利用は100円で、24時間使い放題で700円となります。月額会員でのプランもあり、通勤・通学での利用や、観光での利用など大阪でのひとつの移動として多くの方に利用されています。

 現在のポート数は大阪市内に19か所あり、その数は少しずつ増加しています。多くの企業に協力してもらうことで、このサービスをより豊かなものにし、当事者たちの仕事の充実をはかります。

おっちゃんたちの得意を生かして
得意なことからこつこつと。

使用する自転車
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 Homedoorの立ち上げ初期、多くの路上生活者に聞き取り調査を行ったところ「自転車修理なら俺でもできる」との声が上がりました。路上で生活する際に、アルミ缶収集や運搬などでは自転車での移動が欠かせません。そういった背景から、当初から自転車を使った事業を検討していました。
 また、平成26年3月の内閣府の発表によると、大阪では「駅周辺における自転車の放置台数」は17,837台にのぼり、東京に次いで2番目に多くなっています。
 こうした2つの事柄を結び付けて、シェアサイクルという仕組みを使うことで、放置自転車という社会課題を解決し、同時にホームレス状況にある当事者たちの雇用を生む事業としてHUBchariがはじまりました。

 当事者たちの主な仕事は3つあります。HUBchari拠点での受付業務と、自転車のメンテナンス、そして各拠点の自転車数の台数是正のための輸送です。現在までのHUBchariで就労した当事者の人数はのべ約130名となりました。